アスパラガス!栄養素とカロリーは?おすすめレシピはこれ!
みずみずしい、シャキシャキッとした食感と、
あの独特の甘みがたまらない、アスパラガス。
そんなアスパラガスは、栄養成分的に見ても、
私たちにおすすめの野菜なんです。
今回は、アスパラガスに含まれる、栄養素とカロリー、さらには
その栄養を上手く活かす、イチオシレシピについてまとめました。
目次(もくじ)
アスパラガス!栄養素とカロリーは?
アスパラガスに含まれる、代表的な栄養成分で、
特に私たちが注目したいのが、以下の3つ。
- アスパラギン酸
- 葉酸
- ルチン
1つずつ、順番に見ていきましょう。
1. アスパラギン酸
アスパラガスに含まれる、栄養成分の中で、
まず初めに押さえておきたいのが、こちらのアスパラギン酸。
アミノ酸の一種である、このアスパラギン酸には、糖質の代謝を
活発にする働きがあるため、疲労回復にとっても効果的。
あの有名な、「アスパラドリンク」という栄養ドリンクにも、
この成分が入っていることからも、その凄さがうかがえますね。
個人的には、アスパラドリンクのCMに出ていた、
「一本いっとく?」
のセリフで有名な、あの、おかっぱ頭のおじさんは、CM放送から
何年も経った今でも、鮮やかに脳裏に焼きついています^^;
ちなみに、アスパラギン酸という名前は、そのままズバリ、
アスパラガスからこの成分が発見されたため、命名されたんですよ。
2. 葉酸(ようさん)
2つ目にご紹介するのは、ビタミンB群の一つである、葉酸。
葉酸には、細胞の分裂や発育を促すとともに、
赤血球を作るはたらきもあるので、貧血予防におすすめ。
さらにアスパラガスには、鉄分も含まれているので、
全体的に見ても、貧血改善に効果がある野菜だといえますね。
3. ルチン
最後にご紹介するのは、ルチンという成分。
ルチンはアスパラガスの中でも、その穂先(先端の部分)に、
多く含まれているのですが…
毛細血管を丈夫にして、血圧を下げてくれるはたらきがあるので、
高血圧や動脈硬化の予防に、効果的です。
ちなみにこのルチン、下茹ですると溶け出してしまうので…
このあとご紹介するレシピのように、そのまま炒めたりすると、
成分を損なわずに、おいしく食べることができますよ^^
アスパラガスが主役の、おすすめレシピはこれ!
ということでお次は、個人的にもお気に入りの、
アスパラガスを使った、おすすめレシピをご紹介します。
料理名は、「アスパラガスのチーズ炒め」。
アスパラガスと、チーズを絡めて炒めるだけの、お手軽レシピですが、
パスタのお供に最適の、友達からの反応も上々の一品です^^
【材料(2人分)】
- アスパラガス … 8本
- とろけるチーズ … 40g
(ピザ用チーズがおすすめ) - オリーブオイル … 小さじ1と1/2
- 塩コショウ … 少々
【作り方】
- アスパラガスは、根元のかたい部分を切り落とし、
斜め切りにする - フライパンに、オリーブオイルを熱し、
先ほど切ったアスパラを炒める - アスパラガスに、かるく火が通ったら、
塩コショウを加えて、全体的に混ぜる - とろけるチーズを、
まんべんなくふりかけて、火を弱める - チーズがとろっとろに溶けるまで炒めたら、完成!
アスパラガスは、少し長めに切ると、チーズと上手く絡み、
シャキシャキの食感も残すことができるので、おすすめですよ^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
先ほどご紹介していない、カロリーやビタミンなどの、
王道栄養素についても、まとめるとこうなります。
栄養素 | 100gあたり | 1本(20g)あたり |
---|---|---|
エネルギー(カロリー) | 22kcal | 4kcal |
ビタミンA | 31μgRE | 6μgRE |
β-カロテン | 380μg | 76μg |
ビタミンB2 | 0.15mg | 0.03mg |
ビタミンC | 15mg | 3mg |
カリウム | 270mg | 54mg |
こう見てみると、アスパラガスが低カロリーで、ビタミンとミネラルの
バランスがよく取れた、優良野菜であることが、よく分かると思います。
今回ご紹介した、栄養と効能を頭に入れておけば、次にアスパラガスを
食べるときには、さらにおいしく頂けること、間違いなし!?