お中元の挨拶状の書き方は?上司への例文はコレ!
「会社の上司に、お中元を贈るんだけど、
挨拶状って、どうやって書けばいいのかな?
って、悩んでませんか?
お中元の品物とは別に、
- いつもお世話になっていることへの、感謝の言葉
- お中元を贈った旨と、その品物について
の2点を書き添えて送るのが、挨拶状(送り状)。
今回は、そんなお中元の挨拶状の書き方について、
会社の上司に送る場合の例文もご紹介しながら、まとめました。
目次(もくじ)
お中元の挨拶状の書き方は?基本はコレ!
先ほど、挨拶状には、
- いつもお世話になっていることへの、感謝の言葉
- お中元を贈った旨と、その品物について
この2点を書いて送ると説明しましたが、
もう少しくわしく、実際の流れに沿うと、
- 前文(頭語+季節の挨拶)
- 感謝の言葉
- お中元を贈った旨(+品物)
- 末文(結びの言葉+結語)
この4つを順番に書いていくことで、キレイな挨拶状(送り状)が完成します。
1つずつ、順番に見ていきますよ。
1. 前文(頭語+季節の挨拶)
まずは、頭語と季節の挨拶から。
今回は、会社の上司に向けての挨拶状ということで、頭語「拝啓」から始まり、
そのあとに、お中元を贈る時期にマッチした、季節の挨拶を書いていきます。
こちらに、具体的な例をいくつか挙げておきますので、
ぜひ、参考にしてくださいね。
【季節の挨拶の例】
- 梅雨が長引きますが、いかがお過ごしでしょうか。
- 夏の太陽がまぶしい今日この頃、○○様におかれましては、
お元気でお過ごしのことと存じ上げます。 - 盛夏の候、○○様おかれましては、
ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
2. 感謝の言葉
続いて、日ごろからお世話になっていることに対しての、
感謝の気持ちを、具体的な言葉にして伝えます。
例えば、
- 平素は、大変お世話になっております。
改めて、厚く御礼申し上げます。 - 日ごろは、大変お世話になり、心から感謝申し上げます。
- 平素は、ひとかたならぬご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
こういった感じですね。
3. お中元を贈った旨(+品物)
そして、お中元を贈った旨を伝えます。
このときに、贈った品物についても記載しておくと、下手をすると、
味気ないものになってしまう挨拶状に、ググッ!と立体感が出るのでオススメです。
具体的には、
- 本日、△△百貨店から老舗●●の、水ようかんを贈らせていただきました。
お気に召しましたら幸いです。 - 先日、□□デパートより、冷やして食べられるお素麺を別送いたしましたので、
お納めいただけましたら幸いです。 - 本日、ささやかなお中元の品を、遅らせていただきましたので、
ご笑納いただければ幸いに存じます。
こういったカタチになりますね。
4. 末文(結びの言葉+結語)
最後に、結びの言葉と結語を添えれば、
基本を押さえた、キレイな挨拶状の完成です。
今回は、頭語に「拝啓」を使用していると思いますので、
結語には、「敬具」をペア(セット)で使いましょう。
こちらも、いくつか例を挙げておきます。
- 暑さも、これから厳しくなって参りますので、
ご自愛のほど、お祈り申し上げます。 - 時節柄、いっそうのご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。
- 向暑の折柄、どうぞご自愛ください。
お中元の挨拶状!上司への例文をチェック!
ということで、前章をふまえたうえで、お中元の挨拶状(送り状)を、
会社の上司に送る場合の例文は、以下のようになります。
本来、葉書(はがき)はメモ書きの意味を持つため、目上の人に送るのは、
失礼だといわれていますが、現在ではそこまで気にする必要はありません。
ただ、ハガキで挨拶状を送る場合は、上の例のように、
「はがきにて失礼します」といった一文を入れておくと、丁寧でよいですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、お中元の挨拶状の書き方について、
会社の上司へ送る場合の例文を紹介しながら、まとめてきました。
あなたの不安は、スッキリ!と解消されましたか?
今回ご紹介した構成を頭に入れたうえで、文章を書けば、
基本的なマナーを押さえた、美しい挨拶状が完成すること間違いなし!
お中元を贈る際は、挨拶状の手配もしっかりと行ない、
お世話になった方に、気持ちよくお中元の品を受け取ってもらいたいものですね^^