お中元のお礼状のはがき!個人用の例文はコレ!
「会社の部下から、お中元をもらったんだけど、
お礼状って、どう書けばいいのかな?」
って、悩んでませんか?
今までは、贈ってばかりだったけれど、少しずつキャリアを重ねるうちに、
いつのまにか、お中元をもらう立場にもなっていた、なんて方も多いはず。
そこで今回は、お中元のお礼状のはがき(ハガキ)の書き方について、
会社の部下へ送る場合の例文もご紹介しながら、まとめました。
目次(もくじ)
お中元のお礼状のはがき!個人宛てにはどう書く?
個人(ここでは会社の部下あて)に、
お中元のお礼状のはがきを書く場合の構成は、以下のとおり。
- 季節をあらわす言葉
- お中元を頂いたことへのお礼
- 家族ともども喜んでいる様子を伝える
- 先方の体調を気遣う言葉
1つずつ、順番に見ていきましょう。
1. 季節をあらわす言葉
まず、お礼状のはじめに書くのが、季節をあらわす言葉。
一般的にお礼状を送ることの多い時期に使える、季節・時候の言葉を、
以下にあげておきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
【7月なら…】
- 暑中お見舞い申し上げます
- 空の青さが、真夏の到来を告げている今日この頃…
- 暑さ厳しき折…
【8月なら…】
- 残暑お見舞い申し上げます
- 連日、厳しい残暑が続いていますが…
- 吹く風に、ゆく夏の気配を感じる今日この頃…
2. お中元を頂いたことへのお礼
つづいて、お中元を頂いたことに対する感謝の気持ちを、
具体的な言葉にして、述べていきます。
例としては、
- このたびは、ご丁寧にお中元の品を賜り有り難うございました
- このたびは、ご丁寧なお心づかいを頂き、本当にありがとうございました
- 本日は、お心のこもったお品を頂き、本当に有り難うございました
こういったカタチになりますね。
3. 家族ともども喜んでいる様子を伝える
ここが、お礼状をグッと深みのあるものにするための、大事なポイント。
自分や家族が、お中元の品をもらって喜んでいる様子を、文字にして伝えることで、
ともすれば、固くなりがちなお礼状の文章に、華やかな印象をプラスすることができます。
具体的な例をあげておくと、
- 珍しい水ようかんの詰め合わせに、甘いもの好きの家族一同、大喜びしております
- キンと冷えたビールに、日々の暑さも忘れ、夫婦ともどもおいしく頂いております
- 見た目にも涼やかなお素麺を、子供たちも毎日おいしそうにすすっております
こういった感じになりますね。
4. 先方の体調を気遣う言葉
最後に、お中元を受け取る時期は、一年でも最も暑く、過ごしにくい季節でもあるため、
相手の健康を気遣う言葉を入れて、お礼状を締めくくります。
こちらも、以下にいくつか例をあげておきますので、
お礼状を書くときの参考にしてください。
- 暑さ厳しき折柄、どうぞご自愛くださいませ
- まだしばらくは厳しい暑さが続きますが、体調にはくれぐれもお気をつけくださいませ
- 時節柄、くれぐれもお身体お大切に祈り上げます
お中元のお礼状!部下に送る例文はコレ!
これらをふまえたうえで、お次は実際の例文を見ていきましょう。
会社の部下に送る、お中元のお礼状の例としてはこうなります。
なお、お礼状をはがきで送っても、特にマナー違反になることはありません。
ただ、相手からもらった送り状(挨拶状)が、丁寧に便箋で届いた場合などは、
こちらも便箋で送ったほうが、気持ちのよいやり取りができそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、お中元のお礼状の書き方について、
個人用(会社の部下あて)の例文もご紹介しながら、まとめてきました。
あなたのお悩みは、スカッ!と解消されましたか?
お礼状を書く際、季節をあらわす言葉を何にしようかと考えているときに…
ふと、吹いている風に、今まで感じることのなかった秋の気配を感じて、
ちょっとセンチメンタルな気分に浸れたりするのも、こういったやりとりのいい所。
今回の記事を参考に、あなたも部屋の外の気候の変化などを感じながら、
スラスラと、心のこもったお礼状を書き上げてください^^