彼岸とお盆の違いは?それぞれ何をする?


「お彼岸とお盆って、どう違うのかな?」

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なんて、疑問に思ってませんか?


学生時代は部活、そして社会人になってからも仕事で、
なかなかお盆と秋の彼岸、両方の休みは取れないまま、
長い年月を過ごしてきた、クニオさん(仮名)

しかし、最近では、敬老の日が、
ハッピーマンデーになったこともあり、
以前より比較的、休みが取りやすくなりました。

で、今年はついに、お盆・彼岸の両方とも、
連休がとれそう。


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ここでクニオさんの中に、ある疑問が浮かびます。


「今までは、どちらかしかお墓参りに行けなかったから、
 あまり深く、考えたことがなかったけど…」



「実際のところ、お盆とお彼岸って何が違うんだろう?」


と。


そこで今回は、そんなクニオさんの疑問に答える形で、
彼岸とお盆の違いについて、まとめました。

動画でじっーと学びたい方は、↓どうぞこちらを。



動画よりも、自分のペースで文字を読んで理解したい!
という方は、一緒に先に進みましょう^^


目次(もくじ)

彼岸とお盆の違いは?まずは言葉の意味をチェック!


ということで、
彼岸とお盆の違いを、理解するにあたって、
まずはじめに、頭に入れておきたいのが、



  • 彼岸(ひがん)
  • 此岸(しがん)


この2つのキーワード。


「彼」という漢字には、「アレ」という意味があり、
「此」という漢字には、「コレ」という意味があります。

ですので、彼岸をざっくりとした言葉で説明すると、
「あちら側の世界」、此岸は同様に「こちら側の世界」
ということになりますね。


豚の蚊取り線香


で、彼岸もお盆も両方とも、お墓参りなどをして、
ご先祖様の供養をするのは、同じなのですが…

彼岸は、私達から見た「あちら側の世界」に思いを馳せ、
お盆は、ご先祖様を「此岸=こちら側の世界」に迎える、
という、とらえ方の違いがあります。


これは彼岸とお盆、それぞれに私たちが行なうことの
違いを見ていくと、より鮮明にイメージできると思いますよ。

ですので、お次は、彼岸とお盆、
それぞれの時期に、やるべきことについて、
一緒に見ていきましょう^^


彼岸の時期にやることは?


1. 極楽浄土に思いを馳せる

夕焼けに映る女性達

お彼岸は、太陽がちょうど真西に沈む時期。

で、私たちが死んだあとに行きたいと願う、
極楽浄土は、その真西にあると言われているので…

お彼岸の時期に、沈む夕日の方を向いて、
極楽浄土に思いを馳せることで、死後、
そこに行ける確率が高くなる、なんていわれています。


2. 仏教徒として正しく過ごす

お線香

そして、このお彼岸は、
仏教の教えを、再確認するための、
大切な時期でもあります。

具体的には、
六波羅蜜(ろくはらみつ)と呼ばれる、



  1. 布施行(ふせぎょう)をする
    (= 他人のために行動する、と考えればよいでしょう)
  2. 決まりごとを守る
  3. 努力をする
  4. 辛いことを耐え忍ぶ
  5. 心の安定をはかる
  6. これらのことを、他人に伝える


これら、仏教徒の六つの教えを、
このお彼岸の時期には、特に胸に刻んだ上で、
毎日を過ごすと良いでしょう。

続いて、お盆にすることは…

お盆の時期にすることは?


1. 迎え火・送り火を焚く

灯篭流し

お盆は、ご先祖様が、私たちの暮らす世界
(=此岸)に、帰ってくる時期。

で、ご先祖様がその途中で迷子にならないよう、
私たちは迎え火をたいて、目印にしてもらいます。

そしてお盆の時期が終わるころ、今度は、
送り火をたいて、ご先祖様をふたたび、
もとの世界(=彼岸)に送り出す、というわけですね。


2. 精霊棚を飾る

お盆の精霊馬のイラスト

同じくお盆の時期には、ご先祖様の霊を
迎えるため、特別に精霊棚(しょうりょうだな)
つくります。

で、そこに昆布や季節の野菜・果物、
さらには、キュウリの馬ナスの牛などを
飾って、お供えをするわけです。


どうですか?

こうやって、彼岸とお盆、それぞれの時期に
やることを見るだけでも、なんとなく、
方向性(?)の違いが、分かるかと思います^^


お盆やお彼岸には、こういった雰囲気のあるお花
お供えするのも、忘れないようにしてくださいね。



即日発送にも、対応してくれて、
かなり、口コミの評価も高い、
おすすめのショップですよ^^

まとめ


いかがでしたでしょうか。

今回は、彼岸とお盆の違いについて、
それぞれの時期に、行なうことに注目しながら、
まとめてきました。


最後にもう一度、ざっくりとしたイメージが
つかめるように、シンプルにまとめておくと、
彼岸とお盆には、


  • 彼岸
    → 私たちが、あの世(彼岸)に近づくイメージ
  • お盆
    → ご先祖様が、この世(此岸)に近づいてくるイメージ


こういった違いが、あることになりますね。


ただし、記事の中でも触れましたが、
ご先祖様を供養し、敬う気持ちは、
お彼岸・お盆ともに、変わらず持ち続けたいもの。

今回ご紹介した違いを、頭の片隅に入れておけば、
今まで以上に有意義な、お彼岸・お盆の時期
過ごせること、間違いなしです^^

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