熱中症の対策を食事で!前日の夕食のオススメメニューは?
「明日、外でスポーツの試合があるんだけど、
前日の夕食で気をつけておくことって、何かあるかな?」
って、悩んでませんか??
これから、ドンドン暑くなる季節に、
しっかりと押さえておきたいのが、
最近増えてきた、熱中症への対策。
本来、気温が30度を超えるような真夏日には、
なるべく、外での運動を控えるようにするのが
ベストなのですが…
スポーツ大会やイベントなど、あらかじめ
スケジュールが、決まっているような場合は、
「あ~、今日は暑い!
大会なんて、ドタキャンドタキャン!」
なんて、勝手に休むわけにはいきませんよね^^;
そこで今回は、明日暑い中、外で活動することが
決まっているあなたに、熱中症対策としておすすめの、
前日の食事メニューについて、まとめました。
で、具体的なメニューについて、
説明する前に…
本当に自分の身(もしくは、あなたのお子さん)を、
熱中症から守りたいなら、これを知らなきゃ始まらない!
という、普段からの食事のポイントが、3つあるんですよね。
ですので、まずはそれらを、
サクサクッ!とご紹介していきます。
逆にいえば、今から説明するポイントさえ
押さえておけば、熱中症にかかるリスクを、
一気にグーン!と、下げられるってことです^^
目次(もくじ)
熱中症への対策!普段の食事で気をつけておくべきポイントは?
1. 食事は規則正しく&バランスよく!
これはもう、食事について語るときには、
必ず出てくる、常套句のようなもの!
だからといって、
「あ~、もうそんな話、耳にタコができるほど聞いてるよ。
わかったわかった」
と思った、そこのあなた、
コレ、きちんと実行に移してますか??
比較的、過ごしやすい季節ならまだしも、
気温が高く、夏バテしやすい時期にもなると、
どうしても、食欲がダウンしがち。
- 「今はお腹空いてないから、昼ごはんは抜きでいいや」
- 「う~、食欲が出ないから、
夜ご飯は、アイスクリームで済ませちゃおうかな」
こんな風に、食事を一食抜いたり、
お菓子で済ませようとしてしまう人も、
少なからず、いらっしゃると思いますが…
これでは、栄養が脳や全身にうまく行き渡らず、
暑さに、対応できないカラダになってしまいます。
食事は規則正しく、そしてバランスよく摂って、
熱中症に、なりにくいカラダをつくりましょう。
2. 前日のお酒はやめておこう!
過去に、熱中症にかかった人たちのデータを
集めたときに、傾向としてあらわれていたのが、
前日に飲酒をしていた人が、多かったということ。
これは、アルコールに、水分をカラダの外に出す
働きがあることが、理由だといわれています。
なので、明日暑い中、
外で活動することが決まっている、というあなたは、
今日のお酒は、グッ!と我慢した方がよさそうです^^
また、アルコールのほかに注意が必要なのが、
緑茶やコーヒーなどの、カフェインを含む飲み物。
こちらにも、おしっこが近くなるはたらきがあり、
暑い日当日に、水分補給をする感覚で飲むと、
逆効果になってしまうので、注意しましょう。
3. たんぱく質を含む食品をとろう!
熱中症への対策となる、栄養・成分として、
よく名前にあがるのは、ビタミンやミネラルですが、
それと同じくらい重要なのが、たんぱく質。
たんぱく質は、私たちのカラダのもとになる、
血や肉をつくってくれる、
とっても大切な、栄養素ですからね。
たんぱく質を多く含む、代表的な食品は、
- 肉類(牛肉・豚肉・鶏肉など)
- 魚類(さんま・まぐろ・うなぎなど)
- 豆類(大豆・豆腐・納豆など)
ご覧のとおり。
運動前日は、もちろんのこと、
普段の食事から、これらの食品を積極的にとって、
熱中症に、なりにくいカラダを作りましょう。
ということで、お待たせしました!
お次はいよいよ、前日の夕食としてオススメできる、
熱中症対策になりうる、具体的なメニュー・献立について、
ご紹介していきます^^
熱中症対策!前日の食事としてオススメなのはコレ!
さて、ここからは具体的な、
熱中症対策になる、食事のメニュー・献立について、
ご紹介していくわけですが…
この記事を読んでいる方の中には、
- 「俺は今、米系のモノしか食いたくねぇ!」
- 「私は今日、完全にイタリアンの気分なのよねぇ」
- 「なるべく、子供が喜んで食べてくれる献立がいいわ!」
などなど、さまざまな方たちがいらっしゃると思います。
そこで、ここでは、
- 和食
- 洋食
- 中華
- イタリアン
- (主に)子供向け
この5パターンに当てはまる、
オススメの、熱中症対策メニュー(献立)を、
それぞれ、あげていくことにしますね^^
それでは、まずは日本人の心、和食から!
1. 和食の食事メニュー
- さんまの塩焼き
- じゃこなす
- 冷奴
- ごはん
- 味噌汁
和食ということで、先ほども触れた、
熱中症を防ぐために、重要な栄養素である、
たんぱく質は、魚や豆腐から補給。
冷奴には、みそをかけるのが、
名古屋人である、私のお気に入りです♪
また、夏野菜であるナスには、
水分はもちろん、ビタミン・ミネラルが、
バランスよく含まれているのも、good。
これに、翌日のエネルギー源として
欠かせないごはんと、その最強のパートナー・
味噌汁を加えれば、熱中症対策はバッチリですね!
別パターンとしては、
- うな丼
- かぼちゃの煮つけ
- お吸い物
- カットオレンジ
こんな献立も、熱中症対策としてだけでなく、
夏バテへの対策にもなって、オススメです^^
お次は、今の日本でもっともポピュラーかもしれない、
洋食メニュー・献立の、ご紹介にうつります♪
2. 洋食の食事メニュー
- ステーキ
- 野菜サラダ
- ごはん
- コンソメスープ
- メロン
たんぱく質は、ステーキでガッツリと補給して、
サラダとフルーツ(ここではメロンにしました)で、
ビタミンとミネラルを、しっかり確保。
先ほど、ナスが出てきましたが、
この野菜サラダにも、夏野菜である、
トマトやきゅうりを、積極的に取り入れたいですね。
これに、エネルギー源であるごはんと、
水分と塩分を、一緒に補給できるスープを加えて、
熱中症への対策を、万全に。
なお、他の熱中症対策の一つとして、
あえて、前日の夕食は、
外食にするという手もありますね。
ずっと、エアコンの効いた部屋の中にいるよりも、
少しでも、外の空気に触れておいたほうが、
体も慣れてくるので、オススメですので。
サラダバーのある、ステーキレストランや
ハンバーグレストランに行けば、
お子さんも、きっと喜んでくれるはずですよ^^
3番目は、中華料理で熱中症対策!
3. 中華の食事メニュー
- チンジャオロース
- 春巻
- ごはん
- 中華スープ
- カットオレンジ
こちらは、料理の負担をできるだけ軽くできるよう、
シンプルに、献立をまとめてみました。
上(画像)にのせておいたような、
お惣菜セットを、冷蔵庫に常備しておけば、
さらにラクチンに、調理することができちゃいますね^^
ここまで、和食・洋食のメニューに、
目を通してきたあなたなら、
もう、バッチリだと思いますが…
復習がてら、説明すると、
チンジャオロースの牛肉で、たんぱく質を、
ピーマンなどで、ビタミン・ミネラルを確保。
あとは白いご飯で、炭水化物を、
そして中華スープで、水分&塩分を、
しっかり補給する、といった流れですね。
なお、一回一回の食事は、
それぞれ、立派な水分補給の機会。
今回の中華スープをはじめ、味噌汁や
コンソメスープなどの汁物は、できるだけ
献立の中に組み込むことを、強くオススメします。
さらに続いては、お米ではなくパスタで、
エネルギー源となる、炭水化物を補給する、
イタリアンの食事メニューの、ご紹介です^^
4. イタリアンの食事メニュー
- ミートソーススパゲッティ
- サラダ
- ベーコンスープ
- オレンジジュース
ミートソースのお肉で、たんぱく質を。
ミートソースに使うトマトや、サラダ、
そしてオレンジジュースで、ビタミン・
ミネラルを確保するという、流れですね。
こちらの献立も、なかなかシンプルで、
家で作りやすいのは、もちろんのこと…
サイゼリアなどの、外食チェーンでも、
安く済ませることができて、家計のやりくりをする
ママにとっても、うれしいモノになっていると思います^^
そして最後は、夏の暑さにやられて、
食欲が落ちている、お子さんにピッタリの、
子供向け(大人も大好き!?)メニューです!
5. (主に)子供向けの食事メニュー
- そうめん
- 豚しゃぶサラダ
- スイカ
- 麦茶
もう見るからに、夏の食欲のない時期に、
食べたくなるような献立!
それでいて、
- そうめん → 炭水化物
- 豚肉 → たんぱく質
- サラダとスイカ → ビタミン・ミネラル
と、熱中症予防として、
確実に押さえておきたい、栄養素をすべて含んだ、
優等生メニューになっています。
豚しゃぶサラダは、やっぱりゴマだれが、
美味しく頂けますよね♪
ということで、ラストは、今回のまとめと、
当日の朝食に、おすすめのメニュー・献立を
ご紹介して、記事を締めたいと思います^^
まとめ&当日の朝食は?
いかがでしたでしょうか。
今回は、熱中症対策としてオススメの、
前日(特に夕食)の、食事メニューについて、
具体例をあげながら、ご紹介してきました。
最後にもう一度、まとめると、
熱中症にかかるリスクを、下げるために、
普段の食事から、心がけるべきポイントは、
- 食事は規則正しく&バランスよく!
- 前日のお酒はやめておこう!
- たんぱく質を含む食品をとろう!
この3つ。
これをふまえたうえで、前日の食事は、
- 炭水化物
- たんぱく質
- ビタミン・ミネラル
特に、この3つの栄養素を、
しっかりと補給することが大切です。
具体的なメニューについては、記事本文の方で、
再度、ご確認くださいね^^
で、当日の朝食も基本的には、
今まとめた栄養素を、もう一度しっかりと
補給しておきたいので、和食なら、
- ごはん
- 味噌汁
- 焼鮭
- 納豆
- ほうれん草のおひたし
こんな感じの、献立。
そして、洋食なら、
- トースト
- サラダ
- ゆで卵
- バナナ
- グレープフルーツジュース
こういった感じのメニューにするのが、
オススメです。
今回の記事を参考に、少しでも熱中症にかかる
リスクを減らして、楽しい夏を過ごしたいですね♪
もちろん運動中は、水・スポーツドリンク、
あるいは、経口補水液といった飲み物で、
こまめに水分補給をするのを、忘れずに^^