ドミニオンのカードの評価&解説!コレを読めば勝率劇的アップ!
「ドミニオン通常版で使う、カードの
評価を、一気にまとめて知りたい!」
なんて、思ってませんか??
っていうのも、実際に、
- 「オレ(私)、ドミニオンのルールは覚えて、
プレイすることに関しての、支障はないんだ」 - 「だけど、ゲーム中にどのカードを取ればいいのか
よく分からなくて、全然勝てないんだよね…」
なんて子が、私のまわりには、
結構な数いたりするんですよね。
で、昔の私も、まさにそんな感じで、
友達に誘われて、プレイするものの、
全く勝てないって日々が続いてました。
が、しかし!
やっぱり、負けてばっかりじゃつまらない!
ってことで、自分でそれぞれのカードの特徴や
効果的な使い方などを学んだ結果…
今では、友達同士で集まって遊ぶゲーム大会で、
ドミニオンは全勝優勝!なんてこともあるくらい、
以前より確実に上達したんですよね^^
ということで今回は、昔の私のように、
ルールは覚えたけれど、勝てなくて
悩んでいるという、あなたのために!
ドミニオンの、基本セット
(通常版)で使う、各カードの、
- カンタンな説明
- 使えるか使えないかの、5段階評価
(★の数が多いほど、高評価) - 解説(効果的な買い方・使い方など)
これら3つについて、できるだけ
分かりやすく、かつ詳しくまとめました。
記事が長いなので、気になるカードの
ところだけピンポイントでチェックしたり…
(この下の目次で、気になるカードの
項目をクリックすれば、ソコまで
一気にジャンプできます)
お気に入りに登録(ブックーマク)して、
必要に応じて、少しずつ読んでいくのも
オススメですよ♪
ということで、まずは早速、コスト2(2金)の
カードから、一緒に見ていくことにしましょう!
目次(もくじ)
ドミニオンの各カードを評価!効果的な使い方は?注意点は?
コスト2(2金)のカードの評価&解説
堀:場の中に、アタックカードがあれば買う!
- +2ドロー
- 他の人がアタックカードを使用した際、このカードが手札にあれば公開することで無効化できる
評価:★★★☆☆
場の中に、魔女や民兵などの
アタックカードがある場合は、
1枚は持っておいて損はないですね。
ただし、焦って買う必要はなくて、
手元に2金しかない場合や、相手が
アタックを、こぞって買い出した時に、
「そろそろ1枚くらい買っとくか」
という気持ちで、買えばOK。
相手がアタックカードを使ったときに、
この堀が自分の手札の中に含まれている
保証もないですしね。
ちなみに個人的には、+2ドローの効果は
本当にオマケみたいなモノだと思っていて…
場にアタックがない場合は、購入時に
2金だったとしても、堀は買わずに
パスするコトも僕はしょっちゅうです。
相手に、やたらアタックを買いまくる、
勝負に勝つコトよりも、他人を妨害する
コトに快楽を感じている人がいたら…
そのときは、ムダに場を荒れさせない
ためにも、必要に応じて2枚目の購入を
考えるのもよいでしょう。
地下貯蔵庫:終盤にあって、困ることはない
- +1アクション
- 手札の中から好きなだけカードを捨てて、捨てた枚数分、山札からカードを引ける
評価:★★★☆☆
終盤、属州や公領を次々と買っていくと、
手札が、そういった勝利点カードばかりに
なってしまうコトがありますよね。
そんなとき、この地下貯蔵庫があれば、
勝利点カードを一気に捨て札にできる&
新しいカードを引けるので便利です。
なので、地下貯蔵庫も堀と同じように、
ゲーム序盤に、あせって買うような
カードではないですね。
手元に2金しかなくって、他に買う
カードがないというタイミングで
1枚買っておけば、問題ないでしょう。
「全然、手札が2金にならない!」
という展開でも、ゲーム終盤になれば、
「7金&2買い物」になるときが、
必ずと言っていいほど訪れるので…
そのときに、この地下貯蔵庫(2金)と、
公領(5金)を一緒に買うとイイですね。
ちなみに、好きな枚数だけ捨てるコトが
できて、捨てた数と同じ枚数のカードを
引きなおせるとはいえ…
カードを引き直した後は、手札の数は
地下貯蔵庫を使う前より1枚少なくなる
ので、コレも頭に入れておいてくださいね。
(要するに、使った地下貯蔵庫ぶんの
カードは引き直せないってコトです!)
礼拝堂:「圧縮作戦」をとるなら必須の、重要カード
- 手札の中から、4枚までを廃棄できる
評価:★★★★☆
個人的に、かなり使えるカードの
1つだと思っているのが、この礼拝堂。
ただ、ドミニオンビギナーの人に、
こういった話をすると、よく、
「えっ!なんで?コレって呪いが
邪魔なときに、使うだけでしょ?」
と、怪訝な顔をされます^^;
でも、礼拝堂のカードを駆使して、
銅貨と屋敷をドンドン廃棄処分し…
手札を金貨や、使えるアクションカード
ばかりにする「圧縮作戦」っていうのが、
なかなかのオススメなんです^^
お金になる銅貨や、勝利点になる
屋敷を捨ててしまうなんて、最初は
ピンとこないかもしれませんが…
(実際に、以前の私はそうでした^^;)
「圧縮作戦」がハマると、中盤以降は、
必ずと言っていいほど属州が買える
ターンが続くので!
一度成功すると、あなたもこの作戦の
トリコになること、間違いなしですよ♪
ですので、初めの手札が「2金&5金」
だったときは、もちろんのコト…
「3金&4金」だった場合にも、3金の
ときに礼拝堂を買って、圧縮作戦を一刻も
早く発動させる作戦は大いにアリです。
ちなみに、2枚以上買っても経験上
ムダが多くなり、逆に圧縮が遅くなる
ので、持っておくのは1枚でOK。
それから、圧縮が早く進みすぎると、
手元から財宝カードがなくなって、
何も買えなくなる危険があるので…
最初の2ターン以内に銀貨あるいは、
民兵や祝祭などの「+2金」があるカードを
買っておくと、より間違いがないでしょう。
あと、ココから先はどちらかというと
ドミニオンにかなり慣れてきた、
中級者向けの話になるのですが!
必ずしも圧縮作戦が最強って
ワケじゃなく、場に魔女や
鍛冶屋などがある場合は…
圧縮に走らずに、そちらを買った
ほうが経験上、勝率がアップする
コトが多いです。
コレは、そういったカードが場に
ある場合、圧縮作戦が軌道に乗る前に
ゲームが終わってしまうコトが多いから。
このあたりは、何度かドミニオンを
繰り返しながら、圧縮作戦に走るか否かの
判断力を磨くようにしてくださいね♪
コスト3(3金)のカードの評価&解説
木こり:便利そうに見えて滅多に使わないカード
- +2金
- +1買い物
評価:★★☆☆☆
私が、だいぶ勝てるようになって、
ドミニオンを初めたころの自分と、
今の自分を比べて振り返ってみた時に…
まったくと言っていいほど買わなく
なったなっていうカードが、何枚か
あるんですが、そのうちの1つが木こり。
というのも、「+2金」の効果だけなら、
同じコスト3で買えて、アクションを
消費せずに使える、銀貨に分があるし…
「+1買い物」も、自分自身でプレイ
していて、そこまで有効活用できる場面
がないというのが、大きな理由ですね^^;
なので、プレーヤーのレベルを、
- ルールを覚えたての初心者
- ルールは覚えたけど勝率はイマイチ
(当記事はこの層向けに書いています) - 中級者以上
この3つに分けるとしたら、1の人は
何事も経験だと思うので、一度は
買って使ってみて欲しいと思いますが…
2にあたる人は、場に木こりが
あっても、無視して銀貨を買った
ほうが、確実に勝率は上がるはずです。
で、ある程度勝率が上がってきたら
(=3になったら)、デッキに応じて、
再度購入を検討するとよいでしょう。
ちなみに、自分が中級者レベルに
なったかどうかを判断する材料としては!
勝率もそうですが、そのゲームで
使う10枚のカードを眺めた瞬間…
頭の中に、自分なりの戦略がパッと
浮かんでくるかどうかで判断するのが
オススメです^^
工房:庭園をかき集めたいときに使おう!
- コスト4(4金)以下のカードを、1枚獲得できる
評価:★★☆☆☆
先ほど、コスト2の礼拝堂のトコロで、
「圧縮作戦」をご紹介しましたが…
もう1つ、名前を覚えてきたいモノに
「庭園作戦」という作戦があります。
コレは属州には目もくれず、庭園を
買い集めながら、デッキの枚数をとにかく
増やしていく、圧縮とは正反対の作戦。
ただし、ハマッたときの破壊力は、
圧縮作戦に負けず劣らず、超強力です。
上手く行って、自分のデッキの枚数が
50枚以上になれば、庭園1枚につき
5勝利点。
60枚以上になれば、コスト4の庭園が
コスト8の属州と同じ6勝利点に
早変わりしますからね^^
で、そのときに必須になってくるのが、
カードを破棄することなく庭園(4金)を
ゲットできる、工房だというわけです。
手札が庭園ばかりで、お金がない時でも、
工房が1枚あれば、それだけでまた次の
庭園を手に入れるコトができますからね。
逆に言うと、場の中に庭園がない場合、
工房を買うメリットはほとんどないと
言っても過言ではありません^^;
宰相:有効活用している人は、どこにいる?
- 山札をすべて捨て札にすることができる
評価:★☆☆☆☆
自分の山札と捨て札の状況をしっかり
把握していて、しかもその損得勘定が
バッチリできるなら使い道はありますが…
私のように、仲間内で和気あいあいと
ドミニオンを楽しむ場合には、宰相は
なかなか使う機会が訪れない気がします。
実際に私の周りに、宰相を使いこなして
いる人は、一人もいないといっても、
過言ではありませんからね。
初心者のうちは、アクションカードを
いろいろと買ってみたくなる気持ちは
痛いほど、よ~く分かりますが…
その気持ちが落ち着き、勝ちたい気持ちが
上回ってきたら、ココではおとなしく
銀貨を買っておいたほうが、賢明です。
ちなみに、一度楽しみを犠牲にして(?)
やってみると実感できると思いますが、
アクションカードを一切買わずに、
- ~2金:パス
- 3金~5金:銀貨を購入
- 6金・7金:金貨を購入
- 8金以上:属州を購入
- 終盤はとにかく勝利点カードを買う
このシンプルな行動を繰り返すだけでも、
それなりの点数を稼ぐコトが可能ですよ^^
村:コンボが簡単に作れる反面…
- +2アクション
- +1ドロー
評価:★★★☆☆
初心者なら、はじめは誰もが憧れる、
山札を「これでもか!」というくらい、
次々とめくっていく「コンボ」。
ソレを行なうために、必要となる
カードの1つが、この村ですね。
手札に鍛冶屋があると、まず間違いなく
コンボが続いていくので、ソレを
楽しみたいならセットで買うのが◎。
ただし初手から村を買うと、銀貨などの
財宝カードが手に入らなくなり、結果、
公開したのはアクションカードばかりで…
最終的には何も買えなかったなんていう、
「ドミニオン初心者あるある」に陥って
しまう危険があるので、注意が必要です。
なので、とりあえずの勝率を上げたいなら、
この村もあえて買う必要はなし。
ドミニオン全般に言えることですが、
勝率&自分のレベルを上げたかったら、
カードの効果を一通り覚えたら、次は、
「財宝カードに、最低限の
アクションカードをプラスして闘う」
っていう、ごくごくシンプルな作戦を
地味に実行していくステージって、
スゴく重要だと思うんですよね。
なので「コンボ」の誘惑に負けずに、
いかにデッキをシンプルにできるかが、
勝率アップ&初心者脱出へのカギ。
もし、あなたがなかなか勝てなくて
悩んでいるなら、このコトを
ぜひ頭に入れておいてくださいね^^
コスト4(4金)のカードの評価&解説
改築:呪い対策や「改築作戦」に使える?
- 手札から、カードを1枚破棄し、
破棄したカード+2金以下のカードを、入手できる
評価:★★☆☆☆
改築カードを有効活用する作戦を
考えてみると、個人的にパッと
頭に浮かんでくるのは次の3つ。
1つ目は、呪いが場にあって、かつ
礼拝堂がない時、改築で呪いを
屋敷などの2金カードに変える作戦。
2つ目は、序盤に屋敷を改築して、
銀貨(or他の4金カード)を手に入れ、
手札を地味に厚くしていく作戦。
そして3つ目は、4金になったら
ひたすら改築を買い、
- 屋敷(2金)→改築(4金)
- 改築(4金)→金貨(6金)
- 金貨(6金)→属州(8金)
といった具合に、ひたすら
改築を進める「改築作戦」。
ただし、これらの作戦はどれも
ビミョーに地味で、勝率が劇的に
アップするわけではなく…
また、改築以外にもっと魅力的な
カードが、場に出ているケースが
ほとんどだったりもするので!
個人的には、改築は買わないコトの
ほうが多いです^^;
鍛冶屋:鍛冶屋1枚だけのデッキは地味に最強!
- +3ドロー
評価:★★★★★
村や祝祭といった、+2アクションと
組み合わせると、コンボが続きやすい
ことから人気のカード、鍛冶屋。
ただしそれらのカードと鍛冶屋が、
同時に手札にくる保証はないため、
ギャンブル性は強くなります。
それよりも、鍛冶屋を1枚だけ
買ったら、あとはゲーム序盤から
中盤にかけては、
- 0金~2金:何も買わない
- 3金~5金:銀貨
- 6金~7金:金貨
- 8金以上:属州
こんな感じで、
そしてゲームも終盤になったら、
- 0金~1金:何も買わない
- 2金~4金:屋敷(4金で庭園があれば庭園)
- 5金~7金:公領
- 8金以上:属州
こうやってシステマチックに
ゲームを進めていったほうが、
最終的な勝率はグンとアップします。
非常に機械的なゲームの進め方に
なるので、人によってはつまらなく
感じるかもしれませんが、
初心者の人は、一度トライしてみると、
「鍛冶屋1枚」デッキの、地味な強さに
きっとビックリすると思いますよ^^
金貸し:プチ圧縮作戦を、実行できるカード
- 手札から銅貨を1枚破棄できる。
破棄した場合は、+3金
評価:★★★☆☆
礼拝堂のようなスピード感こそ
ありませんが、銅貨をコツコツ
廃棄しながら、
上手くいけばそのターンで金貨が
買えるなど、着実にデッキを
グレードアップできる金貸し。
金貸しを使う場合は、手元に
銅貨がないと意味がないので、
スタートが「3金&4金」の
場合の、2ターン目までに
購入するのは必須ですね。
個人的には、デッキに魔女・
民兵・鍛冶屋あたりがないときに、
購入の候補にあがってくる印象。
あと、5金に魔女がなく鉱山が
ある場合で、スタートが「3金4金」
だった場合は、
金貸しがあってもスルーして、
1,2ターン目は銀貨を購入し、
鉱山を目指すことが多いです。
鉱山もできるだけ早く入手したい
カードなので、6金・7金でも、
金貨よりも優先して買いましょう。
その場合、手札が4金のターンが
続くと、どうしても手が遅れて
勝率が下がってしまいますが、
コレばっかりは運の要素も強く、
どうにもならない気がしますね^^;
ちなみにココまで読んできて、
勘のいい人なら、もうお気づき
だと思いますが、
スタート時のデッキにある、
銅貨と屋敷は、できることなら、
どんどん廃棄していったほうが、
のちのち強いデッキになって、
勝つ確率が上がりますよ。
はじめのうちは特に勝利点になる
屋敷を破棄するのに、抵抗感を
持つ人も多いですが、
慣れて勝率が上がるにつれて、
どんどん何も感じなくなり、
それが普通になっていきます。笑
玉座の間:ハマると強い、クセものカード!
- 次に出した、アクションカードの効果が、
2回連続で発動する
評価:★★★☆☆
玉座の間は手札にアクションカードが
ないと、効力を発揮しないため、
先ほどの金貸しとは逆に、
ある程度他のアクションカードを
揃えてから購入したいカード。
ハマれば、魔女と一緒に使うと
相手に呪いを一気に2枚与えられたり、
鍛冶屋でカードを引きまくったり、
鉱山でデッキをどんどん強く
できたりと、イイことずくめ。
ただし玉座の間も手札の中に
一緒にアクションカードがないと、
全くもって意味をなさないので、
スゴくギャンブル性の高い、
アクションカードだと言えますね。
僕はどちらかというと堅実派の
人間なので、玉座の間を購入する
ことは滅多にありません。笑
祝宴:序盤・終盤に重宝する、いぶし銀カード!
- このカードを、廃棄する代わりに、
5金以下のカードを、1枚入手できる
評価:★★★☆☆
1,2ターン目の手札が「3金4金」
のときに、5金に魔女や鉱山など、
どうしても欲しいカードがあれば、
4金のときに祝宴をゲットして、
確実に5金のカードを手に入れるのが、
まずは定番の使い方。
もちろん、祝宴を買わずに
1,2ターン目ともに銀貨を買った方が
手が早く進むこともあります^^;
それからゲーム終盤で4金のとき、
祝宴を買っておけば、次手札に
来たときに公領にかえられるので、
終盤だけど、今買ったカードが
もう一度手札にくる可能性は
高そう、なんてときは、
屋敷を買わずに祝宴を買って、
おいおい勝利点3点の公領へと、
変換させましょう。
庭園:庭園プレイをするか否か、それが問題だ
- ゲーム終了時、庭園カード1枚につき、
自分のデッキの枚数÷10(端数切り捨て)が、加算される
評価:★★★☆☆
先ほど工房のところでひたすら
この庭園をかき集める戦略
「庭園プレイ」を紹介しましたが、
ゲーム序盤から、いきなり
庭園プレイに走って勝てる確率は、
正直あまり高くありません。
庭園を買うタイミングとしては、
銀貨がある程度手元に溜まってきて、
「銀貨はもういらないかな!」
と思ったときの4金(or5金に
イイカードがないときは5金でも)。
それから、ひたすら庭園プレイに
走る相手がいた場合は、相手が
2枚庭園を買うごとに、
けん制の意味も含めて、こちらも
1枚庭園を買うペースで進めていけば、
少なくとも独走を許すことはないです。
庭園を買い始めたら、買い物の
回数は余っているけどお金は
「0金」なんてときも、
とりあえず銅貨を買えるだけ
買って、デッキの枚数を
増やしておくのは必須ですよ。
買い物の回数を増やすという
意味では、庭園プレイに
突入する前に、ある程度、
市場や祝祭を買っておくと、
銅貨をドンドン増やせるので、
オススメです^^
泥棒:敵にすると厄介な、要注意カード!
- 自分以外のプレーヤーの山札を、上から2枚オープン。
財宝カードがある場合、そのうち1枚を奪うか破棄するか選べる
評価:★★☆☆☆
泥棒は、使われたらイヤだけど、
自分で持つメリットとしては
それほど大きくないという、
非常にビミョーな位置づけの
アタックカード。
とりあえずココでは、
自分では泥棒は買わないとして、
泥棒をバンバン使ってくる
相手がいた場合の対処法に
ついて、説明しますね。
まず、相手が2枚以上泥棒を
持ったら、こちらも1枚泥棒を買い、
コインが枯渇するのを防ぎます。
また、泥棒が場にあるときに、
「圧縮プレイ」に走るのは、
同じくコインが枯渇する
危険がいつもより高くなるので、
やめておいた方が無難です。
あとは5金に市場がある場合、
ふだんはあえて5金でも銀貨を
買うことが多いという人でも、
泥棒が場にあるときは素直に
市場を買ったほうが、泥棒の
被害を防げるので当然◎です。
この3つさえ頭に入れておけば、
正直、泥棒をやみくもに買う相手に
負ける可能性はかなり低くなります^^
密偵:相手のスピードを、遅くできるのは確か!
- +1アクション
- +1ドロー
- 自分を含む、全員の山札の一番上のカードをオープン。
それぞれについて、そのままにするか捨て札にするか選べる
評価:★★★☆☆
ゲーム自体は面白くなるかも
しれませんが、勝敗の行方には
あまり大きく影響しない密偵。
勝負にこだわるより、ゲームが
色々と動いた方が面白いと思う
人なら、当然買ってもOKですが、
この記事のテーマである、
勝率アップを目指すなら、
あえて買う必要はないでしょう。
手元が4金(or5金)のときに
銀貨を買うのがもったいなく
感じる初心者は多いですが、
こういった余計な密偵などの
カードは買わず、デッキは極力
シンプルにしていったほうが、
特に初心者のうちは、ゲームが
終わったあとの反省もしやすく、
上達も早くなりますよ^^
民兵:どんなときにも使える、万能カード!
- 他のプレーヤーの手札を3枚にする
評価:★★★★★
スタートが「3金4金」になって、
場に民兵があったら、とりあえず
買っておけば間違いないです。
相手の手番を遅らせつつ、
銀貨の役割を果たしてくれる
素晴らしいカードですからね。
ただし立て続けに2枚買うと、
手札の中でカブッてしまう
可能性も高くなるので、
1枚買った後は、4金になっても
銀貨購入をあいだに挟むなど、
少し間を空けるのが賢い選択。
またゲーム終盤になると、
相手(自分もですが)の手札が、
「金貨・銅貨・銅貨・属州・屋敷」
こんな感じで、不要なカードが
2枚くらい手札にあるのが
フツーになってくるので、
ゲーム序盤にあれほど強烈
だった民兵の攻撃が、痛くも
かゆくもなくなってきます。
なので、理想的な購入の仕方は、
ゲーム序盤に1枚、中盤にもう
1枚買って終わり!って感じですね。
「鍛冶屋1枚」のデッキ同様、
「民兵2枚」のデッキの勝率も
地味に高かったりしますよ^^
役人:序盤は欲しい銀貨だけれども…
- 自分の山札の上に、銀貨を置く
- 他のプレーヤーは、手札にある
勝利点カードのうち1枚を、山札の一番上に戻す
評価:★★☆☆☆
銀貨を手に入れることができて、
相手のスピードも遅らせられる、
安定感のあるカード・役人。
…ですが、銀貨は中盤以降は
あまりに多いと今度は邪魔に
なってくるので、
役人を買うことに、それほどの
メリットがあるかと言われると、
正直疑問符がつきます。
経験からくる勘を含めた話ですが、
「役人1枚」のデッキよりも、
「コインだけ」のデッキのほうが、
勝つ確率も高いような気がするので、
個人的には、場にあっても完全に
スルーしてしまうカードですね^^;
泥棒は相手が2枚買ったら、
こちらも1枚買って帳尻を
合わせる必要が出てきますが、
役人に関しては、相手がガンガン
買っていても、それに対抗して
買い足す必要性も感じません。
コスト5(5金)のカードの評価&解説
市場:買って損はない、安心感のあるカード!
- +1アクション
- +1ドロー
- +1買い物
- +1金
評価:★★★★☆
僕自身、初心者のときに、
スゴく使い勝手がいいなぁと
好んで買っていた市場。
ただデッキの状況によっては、
5金でも市場ではなく、銀貨を
買ったほうが、
普通に強くなる場合もあるのが、
ドミニオンの難しいところ
(=おもしろいところ)。
市場を買ったほうがハッキリと
メリットがあるのは、庭園プレイを
する(=買い物を増やしたい)ときと、
「民兵2枚のデッキ」など、
デッキをできるだけ早く回転
させたい場合ですかね。
コレが民兵ではなく「魔女2枚の
デッキ」になると、今度は魔女を
使ったときの+2ドローで市場が来て、
アクションは余ってないのに、
市場が手元にある、という
悲しい事態が起きるので△。
このあたりの損得勘定がうまく
なってくると、勝率も上がるし、
ドミニオン自体もドンドン
面白くなっていきますよ^^
議事堂:「疑似鍛冶屋」として使うのがGood!
- +1買い物
- +4ドロー
- 他のプレーヤーは、+1ドロー
評価:★★★☆☆
「鍛冶屋1枚」のデッキだと、
手元に13金あるのに、買えるのは
属州1枚だけなんてコトがありますが、
議事堂には+1買い物があるので、
属州と公領が両方買えるメリットが。
ただし相手も+1ドローできるので、
次の相手のターンで属州を買われる
可能性も高くなります。
それを考えると、個人的には
無理してまで買う必要はない
カードに分類されます。
デッキに、鍛冶屋・民兵・金貸し・
魔女・鉱山などのめぼしいカードが
まったくないなら、
議事堂を鍛冶屋代わりに使って、
「議事堂1枚」のデッキで戦えば、
それなりの勝率は確保できるでしょう。
研究所:お金を増やしてから買えば、バッチリ!
- +1アクション
- +2ドロー
評価:★★★★☆
研究所も同じ5コストの市場同様、
買って損はないけど、メチャメチャ
得をするわけでもないカード。
研究所自体に「+コイン」が
ついているわけではないので、
いきなり買うよりも、
5金でも銀貨を買うターンを作り、
ある程度デッキの中のコインを
厚くしてから、
ゲームの中盤にガンガン研究所を
買うイメージで戦いを進めていくと、
勝つ確率が上がってきますね。
ちなみに初心者あるあるをココでも
あげておくと、ゲームが終盤に
突入したのにもかかわらず、
5金のときに公領を買わずに、
市場や研究所を買い続ける、
といったモノがあります。
1つの基準として、残りの属州の
数が5枚以下になったら、ゲームは
もう終盤になったと考えて、
5金なら迷わず公領を買って、
地道に勝利点を積み上げていった
ほうが、勝率は上がりますよ。
鉱山:序盤に1枚あると便利なカード!
- 手札のうち1枚、銅貨があれば銀貨に、
銀貨があれば金貨に替えて、そのまま手札に加える - もとの銅貨(銀貨)は、廃棄する
評価:★★★★☆
効果だけ見れば素晴らしい、
この鉱山ですが、着実に
デッキを強くしてくれる反面、
スピード感が弱いので、デッキが
強くなってきたときにはすでに
ゲームが最終盤になっていた、
なんてことも起こりうる、
少し扱いに困るカードです。
個人的な優先順位としては、
鍛冶屋・魔女・民兵の3種類が
デッキになかったとき、
初めて購入の候補にあがってくる
イメージですね。
鉱山を1枚買ったら、できるだけ
デッキの回転を速くするために、
市場や研究所を買うのは必須です。
それから銅貨と銀貨の両方が
手元にあるときに鉱山を使うなら、
当然ですが銅貨を銀貨に代えた
ほうが、のちのちの機会損失を
防ぐことができるので◎です。
銅貨→銀貨なら、次にまたその
銀貨と鉱山を引いてきたとき、
金貨に代えることができますが、
銀貨→金貨だと、金貨&鉱山の
両方が手元にきても、金貨を
それ以上アップグレードできず、
せっかくの鉱山が無駄になって
しまいますからね^^;
祝祭:コンボにならずとも、+2金は使える!
- +2アクション
- +1買い物
- +2金
評価:★★★★☆
デッキに「+ドローはあるけど
+アクションはない」という
カードを組み込まないなら、
「+2金」を必ず使える祝祭は、
5金になったら銀貨よりも100%
優先して買いたいカード。
これが例えば魔女を一緒に
デッキに組み込むと、手札が、
「魔女・銀貨・銅貨・銅貨・屋敷」
のときに魔女を使って、
運悪く祝祭を2枚引いてしまうと、
4金のまま。
おとなしく銀貨を買っておけば、
8金になって属州を買えていたので、
その差は明らかですよね。
ちなみに、市場・研究所・
祝祭の全てが場にある場合は、
初めは+2金のある祝祭を優先。
で途中から適宜、市場と研究所も
買っていくようにすると、一番
綺麗にデッキが回りやすいですね。
書庫:民兵からの立ち直りにはピッタリ!
- 手札が7枚になるまでドロー
- アクションカードを引いた場合は、
捨て札にするか、手札に組み入れるか選べる
評価:★★★★☆
民兵の攻撃を受けても、書庫が
手札にあれば7枚になるまで
ドローし続けられるので、
民兵に対する防衛手段として、
この書庫は必須のカード。
それ以外にも、手札が5枚の
ときに使っても「+2ドロー」
できるので、
(しかもアクションカードは
手札に加えずに、捨て札に
できるのもうれしい!)
鍛冶屋代わりに使うことが
できるのも、この書庫の
いいところです。
ということで「書庫2枚」の
デッキの勝率も高いですよ^^
魔女:礼拝堂がなければ、最強!
- +2ドロー
- 他のプレーヤーは呪いを1枚、捨て札に加える
評価:★★★★★
基本セットの中で唯一相手に
呪いカードを渡せる魔女は、
破壊力バツグンのカード!
初心者は魔女が場に合ったら、
とにかく1枚目を早く買えるよう、
最善の努力をしましょう。
具体的に言うと、祝宴があるなら
ソレを買うとか、6金でも金貨を
買わずに魔女を買うってことです。
そのあとゲーム中盤あたりで、
もう1枚魔女を買い足して、
「魔女2枚」のデッキにすれば、
これまた勝つ確率は、かなりの
モノになってきます。
ただし3枚以上買うのは、呪いの数
にも限りがあって、後々無駄になる
のが目に見えているのでアウトです。
コスト6(6金)のカードの評価&解説
冒険者:圧縮プレイ時の最強パートナー!
- 山札から、財宝カードが2枚出るまでドロー
- それ以外のカードは、捨て札にする
評価:★★★★☆
圧縮プレイをする際に、
場の中に冒険者があったら、
金貨を2,3枚購入したあとは、
6金ならば、ひたすらこちらを
購入したいですね!
そうすれば、デッキの中に勝利点
カードがどれだけ増えてきても、
かなりの確率で毎ターン、
属州をゲットすることができます。
逆に言うと、デッキから銅貨を
1枚も廃棄していない状態で、
この冒険者を使っても、
追加で出てきたのが銅貨2枚では、
せっかく6金を出して、冒険者を
買った意味がありません。
ということで、使える状況は
やや限定されますが、
ハマれば勝利間違いなし!とも
いえるくらいの爆発力を持つのが、
この冒険者だといえそうです^^
と、これだけ覚えれば、というか、
覚えなくてもこのページをいつでも
見られるようにしておけば、
あなたのドミニオンの勝率も、
グーン!とアップすること、
間違いなし!
さらに、自分でドミニオンセットを
購入し、一人でコソ練(コソコソ練習
の略です)すれば、怖いものなしですね^^
ソリティアのように、一人で挑戦して、
何ターンで何点稼げるかなど、色々な
カードを使いながら試してみると、
一回読んだだけでは分からなかった
部分が理解できたり、あなただけの
戦略が見つかったりしますよ♪
まとめ&カタンの攻略法も一緒にチェック!
今回は、ドミニオンの基本セットで
使用するカードたちについて、
その評価をできるだけくわしく、
かつ分かりやすくまとめてきました。
初心者で、勝つために何をすれば
イイかさっぱりわからん!という人は、
まずは今回の記事にしたがって。
で、慣れてきたら、今回の評価が
必ずしも、誰にでもバッチリ
当てはまるわけではないので…
1人ドミニオンで、自分だけの
オリジナル戦略を見つけると、
より楽しめると思いますよ!
同じくボードゲームで大人気の、
カタンの開拓者たちの攻略法が
気になる人は、以下もどうぞ^^
⇒カタンの開拓者たちの攻略法は?
初心者はコレからやってみよう!
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