シミはなぜできる?メカニズムをわかりやすく解説!


「シミができる仕組みって、どうなってるの?」

って、疑問に思ってませんか?

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女性はもちろん、見た目を気にする、オシャレ男子にとっても、
見逃せない大敵になっているのが、シミ(しみ)ですよね。

で、野球少年だった昔の私は、
週末は一日中、太陽の下で白球を追うこともしょちゅう。

正直そのときは、シミなんてまったく気にしていませんでしたし、
紫外線にいたっては、「何それ?おいしいの?」状態でしたが…

大人になって、シミができる理由や紫外線の怖さを知ってからは、
かなり、スキンケアには気を配るようになったんですよね。


で、そうすると周りの友人たちも、ちょっとずつ、
シミができる原因などに、興味が出てきたみたいで…

今では、野球の代わりに楽しんでいる、テニスの合間なんかに質問をされて、
私がそれに答える、なんてことも増えてきました。

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そこで今回は、
そんな「スポーツを楽しみながらも、肌に気を配る系男子」の私が!

紫外線によって、シミができるまでのメカニズムについてまとめましたよ。

女性はもちろん、今まで肌に無頓着だった男性も理解できるよう、
わかりやすく説明していきます^^


目次(もくじ)

シミができるまでのメカニズムは?やっぱり紫外線が原因?


というわけで、まずは話を分かりやすくするために、
今回の話に出てくる登場キャラ(?)6つを、一緒に見ていきましょう。

この6つだけ覚えてしまえば、このあとご説明する、
シミのできるメカニズムの話が、すんなりと頭に入ってきますよ。


【シミができるメカニズム・登場キャラクター】


  • 表皮      … 私たちの皮膚の、一番外側に存在する組織。
              ふだん美肌というと、まずはこの部分を気にしがち。

  • 真皮      … 肌の弾力をキープする、コラーゲンを含んでいる、
              表皮の下に存在する組織。ここも皮膚の一部。

  • メラニン    … シミや、くすみの原因となる色素。
              嫌われがちだが、実は自ら盾となって紫外線を吸収し、
              私たちを守ってくれている、いいヤツ。

  • メラノサイト  … メラニンを作り出す細胞。
              表皮と真皮のあいだに存在する。

  • 紫外線     … 私たちの肌の健康をおびやかす、とっても怖いヤツ。
              肌を守りたいなら、まずはコイツから身を守れ!

  • マクロファージ … 私たちの体内で、死んだ細胞などを食べてくれる、
              お掃除屋さん。
              とはいえ、食べられる量には限度がある。


で、この中でも特に重要になのは、上で赤色でも示しているように、
「メラニン」「紫外線」「マクロファージ」、この3つ。

と、ここまで頭に入れたら、ここからはサクサクッ!と4ステップで
皮膚にシミができるメカニズムを、説明していきます^^


説明をする看護士


STEP1. 日光を浴びることによって、メラニンが作られる

降り注ぐ太陽の光の中に、私たちの健康をおびやかす、
有害な紫外線が含まれているのは、あなたもよく知るところ。

私たちのカラダももちろん、そのことを理解しているので、
あなたが日光を浴びると、紫外線から皮膚を守るため…

表皮と真皮のあいだにある、
メラノサイトでメラニンを作り出し、臨戦態勢をととのえます。


STEP2. 紫外線が、メラニンによって吸収される

作り出されたメラニンは、
自らが盾となり、有害な紫外線を吸収してくれます。

で、このメラニンは、
表皮の細胞が入れ替わるとき、一緒に垢(あか)として剥がれ落ちます

女性なら、ターンオーバーと言ったほうが分かりやすいかもしれませんね^^


そして表皮にとどまりきらず、真皮の方まで落ちてしまったメラニンも、
通常は、お掃除屋さんのマクロファージが食べてくれるので、一安心。

こうしてめでたく、メラニンの体を張ったはたらきにより、
私たちの皮膚に、シミができることはありませんでした。ちゃんちゃん♪


とは、もちろんいかないわけで…


STEP3. 作られたメラニンが多すぎると…

浴びた紫外線の量が少なければ、先ほどのSTEP2までで、
話は終了するのですが、紫外線対策をしていないと、ここからが大変。

浴びた紫外線の量が多いと、当然、紫外線を吸収しようと作られる、
メラニンの量も多くなるので、マクロファージが食べ切ることができません


その結果…


STEP4. メラニンが真皮に残り、シミの完成…

マクロファージが、食べ切ることができなかったメラニンは、
そのまま真皮に残り、これがシミとなってしまうのです。

若くて健康な方なら、こうしてできたシミも、
新陳代謝を繰り返すことによって、少しずつ消えていくのですが…

代謝のスピードがどうしても遅くなる、中高年の方や、
若くても生活リズムが乱れている方などは、そのまま残ってしまうことも。

ちょっと後味の悪いお話になってしまいましたが、
これが、シミができるまでのメカニズムです。


ショックを受ける女性


まとめ & シミから肌を守るためには?


いかがでしたでしょうか。

こんな感じで、
シミができるまでのメカニズムについて、まとめてきました。

日光を浴びたとき、
あなたのお肌の中で何が起こっているのか、理解できましたか?


で、あなたの大切な肌をシミから守るためには、


  • 浴びる紫外線の量を少なくし、メラニンの生成を抑える
    (先ほどの、ステップ1の部分にあたる対策)

  • 皮膚の代謝がスムーズにいくよう、日々の生活に気を配る
    (先ほどの、ステップ2,4の部分にあたる対策)


こういった対策をとることが、必要になってきますね。

より具体的には、

  • 日焼け止めを、しっかりと塗る
  • 日傘や帽子などで、身を守る
  • しっかりと、栄養・睡眠をとる
  • 長時間、メイクをしたままにしない

これらの行動をとることが大切です。


とはいえまずは、今日ここで、
シミのできる仕組みを理解できたことは、大きな一歩

今回覚えたことを頭に入れて、健康的な美肌生活を送りましょう^^

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