暑中見舞いのはがきの文例は?友人や先生に送るならコレ!
「友人や恩師に、暑中見舞いを送ろうと思うんだけど、
どうやって書いたらいいのかな?」
って、悩んでませんか?
仲のいい友達や、学生時代の恩師に向けて、
体調を気遣いつつ、安否を尋ね、こちらの近況を知らせるのが、暑中見舞い。
自分の近況を伝えるという点においては、たくさんの枚数が届く年賀状よりも、
相手にじっくりと読んでもらいやすく、便利なのも、暑中見舞いのいい所です。
今回は、そんな暑中見舞いのはがきについて、基本的な構成から、
友人や、先生に送る場合の文例もご紹介しながらまとめました。
なお、暑中見舞いを送るのに、適切な時期については、
↓こちらの記事の中で、くわしく解説していますので…
⇒ 【関連記事】「暑中見舞いのはがき!時期はいつからいつまで?」
気になる方は、ぜひ参考にしてくださいね^^
目次(もくじ)
暑中見舞い!はがきの基本的な構成はコレ!
暑中見舞いのはがき(ハガキ・葉書き)を書くにあたって、押さえておきたい、
基本となってくる構成(流れ)は、以下のとおり。
- 「暑中お見舞い申し上げます」
- 季節を感じさせる言葉
- 相手の健康をたずねる言葉
- 自身の近況を伝える文章
- 相手の健康を祈る言葉
- 日付け
1つずつ、順番に見ていきましょう。
1. 「暑中お見舞い申し上げます」
まずは、暑中見舞いに欠かせない「暑中お見舞い申し上げます」の文言を、
はがきの冒頭に、書いていきましょう。
のちほど、例文のところでもご紹介しますが、この「暑中お見舞い…」の文字は、
他の文章よりも大きく、目立つように書くのがポイント。
正直なところ、このフレーズだけきちんと書いておけば、
あとの文章は、かなりくだけたものになっても問題ありません。
2. 季節を感じさせる言葉
続いて季節、つまり暑い夏であることを感じさせるような言葉を、
はがきに書いていきます。
以下に、いくつか例をあげておきますので、
あなたが実際に暑中見舞いを書く際の、参考にしてくださいね。
【季節を感じさせる言葉の例】
- 梅雨もようやく明け、本格的な暑さが続いておりますが…
- 夏も本番となり、陽射しも強くなってきましたが…
- 今年も、暑い日が続いておりますが…
3. 相手の健康をたずねる言葉
季節の言葉を書いたら、そのままその後に、
相手の健康をたずねる言葉を、続けて書きます。
こちらも、以下に例をあげておきますので、
ぜひ、チェックしてください。
【相手の健康をたずねる言葉の例】
- いかがお過ごしでしょうか。
- お変わりなくお過ごしでしょうか。
- ○○先生におかれましては、ますますご活躍のこととお慶び申し上げます。
4. 自身の近況を伝える文章
そして、あなたの近況報告。
ここの文章をより具体的に、臨場感あふれるようなものにすると、
受け取った相手も、楽しく読むことができるのでオススメです。
こちらも、いくつか例をあげておきますね。
【自身の近況を伝える文章の例】
- 私は週末ともなれば、海へとクルマを走らせて、
サーフィンを楽しみ、暑い夏を満喫しています。 - 実は最近、彼女ができて、今度の夏休みには二人で、
○○も大好きなディズニーに行こうかと、計画を立てています。
おすすめのアトラクションや、まわり方があったら教えてね。 - 就職してから初めての夏、想像以上にスーツで過ごす夏の日は蒸し暑く、
何もしないでいても、まるでサウナに入っているような気分です。
このまま自然と、ダイエットが成功しないかな(笑)
5. 相手の健康を祈る言葉
文章の最後には、先方が暑い夏を元気に過ごせるよう、
相手の健康を祈る言葉を、入れるようにしましょう。
こちらも、例をあげておきます。
【相手の健康を祈る言葉の例】
- 暑さはこれからが本番です。
どうかくれぐれもご自愛ください。 - 暑い夏はまだまだ続きそうです。
お互い体調には気をつけて、楽しい夏を過ごしましょう。 - 暑さ厳しき折、先生のご健康を心よりお祈りいたしております。
ちなみに、ちょっとした豆知識ですが、
このときによく使う、「自愛(じあい)」という言葉には、
「自分の身体の、健康状態に気をつけること」
と、すでに「身体(からだ)」という意味が含まれています。
ですので、「お体ご自愛ください」と書いてしまうと、
- 水の中に、入水する
- 筋肉の、筋トレをする
- 本を、読書する
などの文と、同じように、
意味が重複してしまうことになるので、本来はNG。
せっかくなので、この機会に頭に入れておきたいですね。
6. 日付け
文章を書き終わったら、はがきの一番端に、
「平成○○年 盛夏」
といった具合に、日付けを入れれば、美しい暑中見舞いの完成です。
「ん?具体的な日づけは書かなくていいの?」
と思った方もいらっしゃるかもしれませんが…
暑中見舞いの場合は、上のように「盛夏(せいか = 夏の暑い盛りの時期)」という
言葉を使うのが、慣例になっているため、これで大丈夫ですよ^^
暑中見舞いのはがきを、友人に送る場合の文例は?
ということで、お次は、これまでの構成・流れをふまえたうえで、
実際の、暑中見舞いのはがきの文例について見ていきましょう。
まずは、友人に暑中見舞いを送る場合の例文から。
仲のよい友人に、暑中見舞いを送る場合は、
このくらい、くだけた文章にしても全く問題ありません。
ふだんメールでやりとりしている、何気ない会話や近況報告を、
手書きにして、はがきで送ってみる。
たったこれだけで、あなたと相手のあいだに、
ほんわかとあたたかい絆を、改めて感じることができますよ^^
ちなみに、暑中見舞いを友人に送る場合は、無地のはがきよりも、
こういったイラストつきのものを使ったほうが、雰囲気が出てオススメです。
できあがりイメージの確認が、何度でも無料でできるお得なサービスなので、
気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
暑中見舞いのはがきを、先生に送る場合の文例は?
続いては、学生時代にお世話になった先生に対して、
暑中見舞いのはがきを送る場合の、文例です。
こちらはあなたが学生だったときの、先生との関係性に応じて、
文章の固さを決めていくとよいでしょう。
少々かしこまった関係だった場合は、暑中見舞いの文章も、
ある程度、形式をしっかりと守った、固めの文章に。
逆に、親しみやすくフランクな会話もできたような先生の場合は、
暑中見舞いも、少しくだけた文章にするのがベター。
その方が、暑中見舞いを受け取った先生も、当時のあなたとの思い出を、
よりハッキリと思い出せて、楽しいはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は暑中見舞いのはがきを、友人や先生に送る場合の、
構成や文例について、まとめてきました。
これで暑中見舞いを書くペンは、スラスラと進みそうですか?
基本的な構成さえ押さえておけば、あとは極端な話、普段のメールのような、
フランクな文章で書いてOKなのも、暑中見舞いの魅力の一つ。
暑くて気分もだれそうな、夏の季節、昔のキラキラした思い出に浸りながら、
暑中見舞いを書けば、あなたの気分も前向きになること、間違いなし!?