降水確率とは?意味を知って天気予報を楽しもう!
「降水確率って、実際のところ、
何を表しているの?」
って、疑問に思ってませんか?
降水確率100%だったら何の迷いもなく、傘を持って出かけるのですが…
これが30%くらいだと、傘を持っていこうか、それとも今日は、
ちょっと荷物が多いから手ぶらで出かけようか、などと迷ってしまいがち。
そこで今回は、降水確率の意味と、
勘違いしがちな3つのポイントについて、まとめました。
目次(もくじ)
降水確率とは?まずは意味をチェック!
ということで早速ですが、降水確率とは、
「過去に、同じような気象条件があったときに、
どれくらいの割合で、雨(or雪)が降ったか」
を、表している数字。
なので、「降水確率30%」といったら、過去のよく似た
気象条件の中で、100回中30回雨が降ったということになります。
なんだかこうして見てみると、案外地道なデータの積み重ねが、
降水確率の予報につながっているんだなぁ、という印象を受けますね。
個人的には、もっと最先端の科学を駆使して、
「未来を予言するぜっ!(ピカーン)」
みたいな感じで、降水確率を導き出しているのかと、
勝手に思い込んでました^^;
で、この降水確率、今の私の思い込み以外にも、チェックするときに
案外見落とされがちなポイントが、いくつかあるんですよね。
そこでお次は、そのポイントについて、
サクサクッとわかりやすく、ご紹介していきますよ^^
降水確率をチェックするときのポイントはコレ!
ということで、こちらでご紹介する、降水確率をチェックするときに
押さえておきたい、案外見落としがちなポイントは、以下の3つ。
- 降水確率は、雨の降る面積を表しているわけではない
- 小ぶり(1mm未満)の雨は、雨にカウントされない
- 雨の降る量(=降水量)は、降水確率とは関係ない
1つずつ、順番に見ていきましょう。
1. 降水確率は、雨の降る面積を表しているわけではない
これは何を隠そう、昔、私が実際に勘違いをしていたパターン。
例えば、「愛知県西部の降水確率が30%」と出ていたら、
「愛知県西部全体の面積を、100%としたときに、
そのうちの、30%の部分で雨が降るんだな!」
と、若かりしころの私は思っていたのですが…
これは間違いで、降水確率に雨の降る面積は関係ありません。
ネットなどを見ていると、これによく似た勘違いは、
今でも至る所で聞かれるようなので、ぜひこの機会に覚えておきたいですね^^
2. 小ぶり(1mm未満)の雨は、雨にカウントされない
お次の頭に入れておきたいポイントは、コレ。
仮に、傘を差さなくてもすむような、
霧吹きに入った水を、優しく吹きかけたような雨が降ったとしても…
こういった雨は、基本的に1mm以上の降水量にはならないので、
降水確率的には、雨とはカウントされません。
なので、降水確率0%の日に、このような雨が降ったとして、
「ん?雨!?
今日の降水確率は、ゼロパーセントって言ったじゃないか!プンプン!」
と怒ったところで、実はその予報は的中していた、
ということになるんですね。
ちなみに、降水量1mmのおおよその目安は、
「傘を持っていない人が、雨宿りしたり、コンビニにビニール傘を
買いに走ったりせずに、なんとかガマンできる程度」
3. 雨の降る量(=降水量)は、降水確率とは関係ない
これも、最初にご紹介した面積のくだりと似ていますが、
確実に押さえておきたいポイント。
わかりやすく言うと、降水確率10%のときでも、
ヒドイどしゃ降りになることもありますよ、ということですね。
なので、天気予報を見るときは、降水確率だけじゃなく、
予想降水量もチェックしておいた方が、賢明です。
野球に例えると、打率が1割のバッターでも、たまに打つヒットが、
超特大のホームランになるかもしれないよね、ってことです^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
こんな感じで、降水確率の意味と、降水確率をチェックするときに
押さえておきたいポイントについて、まとめてきました。
明日、思わず友達に話したくなってしまうような、
興味深い情報は、見つかりましたか?
ちなみに、個人的には降水確率が30%以上のときには、
よっぽど荷物が多くない限り、折りたたみ傘を持って出かけるようにしてます。
また野球の例えになるんですが、打率3割(=降水確率30%)の打者なら、
いつヒットを打っても(=雨が降っても)おかしくないと思うので^^
で、参考までに、私が他の記事でもオススメしている、
イチオシの折りたたみ傘を、こちらでもご紹介しておきますね。
⇒ 【関連記事はこちら】
「折りたたみ傘のおすすめは?メンズ向けランキングはこれ!」
世界初の折りたたみ傘ブランド、ドイツ・クニルプス社の、
ワンタッチ自動開閉機能などがついた、ナイスなアイテムです^^
最後にもう一度、少し言い方は変えますが、まとめておくと、
降水確率は、過去の莫大な量のデータから導き出されたもの!
で、降水確率は、雨の降る面積や量とは関係ないので、
降水確率が低いからと言って、雨が弱いとは限らない!
この2つは特に大切なポイントなので、頭に入れておきましょう^^